やっぱり元気ない。



そんな事を考えてたら
もう晩ご飯の時間が過ぎお風呂の時間となていた。
お風呂の中でも達也くんの事を考えていた。


鏡に写る私の背中の傷の跡。
それは私が中2の時にできた傷らしい。


なぜできたのかあまり覚えていない。
智也に聞いても真美は知らなくていいんだよ。って言う。
智也にも私と同じ傷がある。



それすらも教えてくれない。



ただこの話をすると智也が辛そうに泣きそうになる事からして何か辛い事があったんだろうってのは思う。