君のいる病院。

「俺、榎本薫。よろしくな」







すると、目の前に手が差し出されて




ビクッと反応してしまった。









急に手を出されると……


やっぱりなにかされるのではないか、と無意識に疑ってしまう。








私が怯えているのがわかったのか、




榎本くんは慌てて手を引っ込めた。







「ごめん、気にしないで」