君のいる病院。

そんなことをされて気づかないはずがない。




物理的ないじめはほとんど無かった。



たまに肩をぶつけられて「きたな〜い」と言われる程度だった。







今思うとそれほど辛いことでもない。



我慢しようと思えば耐えられる。






でも、小学生の私にはとても辛いものだった。








その後は、また嫌な家に帰ってお父さんが帰ってくるのをビクビクしながら待つ。



大体お父さんが帰ってくるのは夜の九時過ぎくらい。



どうせ夜遊びをしてから帰ってくるのだ。