君のいる病院。

「ふふっ」










「ん、何笑ってんだよー」













ニッ、と笑った榎本くんの顔が眩しくて





こんな笑顔を私に向けてくれていると思うと、




とても嬉しくて、胸がドキドキした。













「望月、顔赤い」











ふと言われた言葉に、「ふぇっ!?」と






だらしない返事をしてしまった。










「まさか、熱?」













「そ、そんなことないよ!気のせいだって」










少しまぶたが熱いのは、嬉しくて感極まっているから。













体が震えているのは、榎本くんに心配されて緊張しているから。












息が切れているのは、ドキドキがおさまらないから……