君のいる病院。

でも今、私は笑えていた。













お母さんとの思い出で、笑うことが出来た。












お母さんが関係すると暗い話にばかり進んでしまうのに、













笑えた。














「……ブランコ、幼い頃乗ってたなぁって……思い出してたの」












横に座る榎本くんに笑顔でいうと、






一瞬面食らったような顔をしたものの、すぐにいつもの笑顔になってくれた。














「俺も、幼い頃ブランコの取り合いしてたな。








ジャンケンに負けるとすごい悔しくて、








ムスッとした顔で順番待ちしてた」