君のいる病院。

「良いのかな……乗っても」










ああいうのは恋人なとがすることだと思うし、





私が榎本くんの自転車に乗って大丈夫だろうか。









「大丈夫だって。久しぶりの外であまり歩くのも大変だろ?」









そんな私の心配はよそに榎本くんは自転車にまたがった。





後ろをぽんぽんと叩くと、来いと合図される。











「う、うん……」













少しの罪悪感はあったが、






榎本くんの招きに逆らえるはずもなく、






慎重に榎本くんの後ろに座った。