魔導師伝説

老人は険しい顔で竜騎を見つめた。


老人は「ついてきなさい」

そう言って歩き出した。


竜騎は、まだ歩くのか。と思いつつ老人についていった。


廊下をまた数分歩き、今度は廊下に並ぶ部屋のひとつに入った。



そこにはイスが3つ。



老人は「座りなさい」と言ったので、
俺は椅子に腰掛けた。


老人と、なぜかついてきていたさっきの男も用意してあった
椅子に座る。


「単刀直入に話そう。 ちょっと動揺するかもしれないが……」


老人が話し出した。



……はっきり言って、俺は老人がなにを言っているのか
理解するのにしばらく時間がかかった。