魔導師伝説

ーーーなんでこんななんだよ… 人生って。


俺は毎日通学途中、こんなことを考えている。


2,3分歩いたころ、「竜騎!」という声が横からしたので
横を見ると、俺の形だけの友達、永沢がいた。

なんでこんなのと仲いいんだ…

そうおもいながら「なんだよ永沢」
と言った。

永沢は「お! 竜騎指輪なんてしちゃってんのか! 小5の癖に生意気だぞっ!」

と言った。

俺はギョッとして自分の手を見た。

すると確かに左手の中指にクリスタルのような石がはまっている
鉄?の指輪があった。


な…… なんで……

俺は結構動揺した。


竜騎は石をすぐに指から抜き取って
ポケットにしまった。



それから数時間がたち、

学校は終わった。