魔導師伝説


その後、俺らはしばらくしゃべりながら歩いていた。

俺にとって、自分から友達を作るなんてはじめてで、
まだ、友達なんていらないって気持ちが結構あったから
どんな風にすればいいのかわかんなかったが、
光輝がリードしてくれたのであまり困らなかった。


光輝は、俺の1ヶ月前から学校にいて、同い年だった。

武器は、銃。俺が武器ってなんだ?と聞くと
「しばらく訓練していればわかるよ」と言われた。

…武器か…どんなものだろう

そんなこと思いつつ光輝のこと横を歩いていたら、光輝が

「ついたよ」と言った。

竜騎が目の前を見ると、確かにそこは、部屋の入り口だった

「よくこんな広い道覚えられるな…」

俺がそうゆうと、光輝は、「僕、方向感覚はあるから」

と言って、部屋のドアを開けた。