「私も、普通に恋したかったなぁ。すべて自業自得なんだけどさ。」
ポロポロと涙を流す美玲さん。殺人は許されることはない。どんな理由があっても、だ。
「ごめんなさい、美優、石塚くん、お兄ちゃん…っ」
ごめんなさい、ごめんなさい。
そう謝り続ける美玲さんをみて胸が痛んだ。
「美玲さん…」
そう言いかけると、
「いたぞ、屋上だっ!!」
そういう警察の声が聞こえた。
すると美玲さんは私に笑顔を向けた。
「来ちゃったね。最後に彼の気持ち、確かめてみよっか。」
今更どんな罪かぶっても怖くないし。そう言って美玲さんは私に刃物を向けてきた。
「大丈夫。殺さないから。」
美玲さんはそう言ってから警察の方を見た。

