苦しそうにいう結城さん。 「なら、加藤さんが犯人な訳ないです!実際、アリバイも完璧にあるし、遺書メールだってきてるんです!」 私がそういうと結城さんはいや、と反論する。 「残念ながら、彼が犯人なのは間違いないだろう。」 結城さんにそういわれ、私は立ち上がる。 「ありえません!」 私がそういうのと同時に携帯のブーッという音が聞こえた。