ミルクをたっぷり入れたあと、砂糖をつかむ。 「そういえば、なにがどうしてもわからないんですか?」 私は何にもわかりませんが。 そう付け足すと結城さんは苦笑する。 「まぁ、まだ憶測だからあまり口には出来ないけど、要するにまずは動機だ。」 動機…ということは。 「美優さんは事故でも自殺でもなく、殺されたってことですか…?」 私がそう聞くと結城さんはコクリと頷いた。 「あぁ、そしてもうひとつ。あの涙はなんだったのか。あれは間違いなく本物の涙だった。」 結城さんがそういうと私はピンときた。