次の日の放課後。 ピーンポーン 学校から直行で結城さんの家に行く。 「はーい…って、瑞樹…」 玄関から結城さんが出てきた。 「どうした。なにかあったか?」 不安そうな表情をする結城さん。 「お金、どうすればいいですか?」 私がそう聞くと結城さんはホッと息をついた。 「なんだ、そんなことか。そんなものはいらない。俺は探偵じゃないし。」 「え、でも…」 「俺は何もしてない。だから金は受け取れねぇから。じゃあな。」 そう言って結城さんはドアを閉める。