「…だって元気のないおまえ嫌だもん。」
「だもんって、なんですか。可愛いです。」
私がそういうと結城さんは車を止めた。
「…おまえの家、ついた。」
「あっ、ありがとうございます…!」
車を降りる。
「…じゃ。しばらく会うことはないだろうけど。」
そう言って結城さんは車を発進させて行った。
家に帰ると、お母さんが出迎えてくれた。
「おかえり。そういえば、今井さんが亡くなったのって自殺じゃないらしいわよ。」
開口一番にそう言われて、もうニュースになってるのか、と少し驚く。
「…そうなんだ。」
私はそう言って自分の部屋に行く。
そしてベッドに身を投げ出す。

