名探偵と女子高生





「警察はおまえたちが話し終わったのを見計らって屋上に入った。

すると、加藤美玲がおまえに向かって笑顔で何か言った。そしてその次の瞬間、おまえに刃物が向けられていた。


加藤美玲が最初から殺す気がないのも、おまえが殺されないとわかっていたのも、わかったんだが、なんて言ったかわからなかった。教えてくれないか?」




…それは、美玲さんが私のために、やってくれたんです。


その言葉を飲み込む。



「…なんで、殺す気がないのも殺されないとわかりきってるってことがわかったんですか。

しかも、結構結城さんはこれは本当のこと言ってる、とか嘘ついてる、とかなんでわかるんですか。」




私がそう聞くと結城さんは苦笑した。