「それについて、少しいいですか?」 「なんだ。」 「多分、彼女…加藤 美玲さんは後悔してるんだと思います。 自分の兄を使ってまで兄の愛する人を殺してしまったことを。」 美玲さんの悲しげな表情を思い浮かべる。 「だから、嘘ついて、警察の人を手こずらして少しでも罪を重く被ろうと思ったんだと思います。 下手したら死刑を望んでる可能性だってあります。 …まぁ、私の勝手な想像ですが。」 私がそういうと結城さんは、確かに一理ある。そう言ってからまた疑問を口にした。