するとお母さんが独り言のように喋りだした





「...一昨日の朝はあんなに元気だったのに……




まさか事故に遭うなんて…………」


「あの日寝坊なんてさせなければ……


赤信号の時に渡ったりしなかっただろうに」


「……っ...お姉ちゃん……っ!


帰ってきてよぉ…………


もうわがままなんて言わないから


お姉ちゃん怒らせたりしないからっ…………」


お母さんに続いてお父さんと妹も言う




…………私はもう、死んでいるの?


今ここに立っている私は皆に見えないの?




だから皆に無視されていたの……?








『ぃやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』




End