「ありがとうございます、ハナちゃん」
「どういたしまして。江奈っちも、お土産ありがとう♡」
「いえいえ」
ガーデニングバー*Hana*の店内。
夜のBARに向けての開店準備中だったお店にお邪魔して、忘れ物と称したハナちゃん手書きのレシピ表を受け取りに来た。
ものすごく丁寧に書かれたレシピ表を見て、開店準備中なのに余計な手間を掛けさせてしまったな…と申し訳なくなった。
「すみません、ハナちゃん。仕事もあるのにこんな丁寧に。本当にありがとうございます。なんてお礼を言ったら良いか……」
「良いのよ!改めて書いてたらアタシも楽しくなっちゃったから!それよりも、いい加減その他人行儀な言葉遣いなんとかならない?」
「へ?」
「アタシと江奈っちはもう友達でしょ?」
「あ……」
ニコッと笑うハナちゃんを見て、言わんとする事を察知した私は、
「ありがとう!頑張って美味しく作るね!」
と言った。
その言葉を聞いて、ハナちゃんが満足そうに頷いている。
「江奈っちの腕なら大丈夫だろうけど、分からない所があったらいつでも電話して」
「うん!」
私がエヘヘと笑うと、ハナちゃんもエヘヘと笑ってくれた。
「ところで、一人で来たの?コーヒーでも飲んで行く?」
「あ、ううん。動物園の帰りにそのまま来たから雪ちゃんと一緒なんだ」
「あら、そうなの?車で待ってるの?」
「うん。一緒に来ちゃうとバレちゃうから」
「それもそうね」
雪ちゃんには「忘れ物を取りに行くだけだから」と車の中で待ってもらっている。
「じゃあ早く行かないとね」
「うん」
もうちょっとハナちゃんとお話したいな、と名残惜しさも感じながら、私はハナちゃんに「またゆっくり来るね」と頭を下げた。
「うん。またね」
「それじゃあ、また……」
ドアを閉める瞬間、もう一度軽く頭を下げるとハナちゃんが笑顔で手を振ってくれたので私も手を振り返し、お店を後にした。
「どういたしまして。江奈っちも、お土産ありがとう♡」
「いえいえ」
ガーデニングバー*Hana*の店内。
夜のBARに向けての開店準備中だったお店にお邪魔して、忘れ物と称したハナちゃん手書きのレシピ表を受け取りに来た。
ものすごく丁寧に書かれたレシピ表を見て、開店準備中なのに余計な手間を掛けさせてしまったな…と申し訳なくなった。
「すみません、ハナちゃん。仕事もあるのにこんな丁寧に。本当にありがとうございます。なんてお礼を言ったら良いか……」
「良いのよ!改めて書いてたらアタシも楽しくなっちゃったから!それよりも、いい加減その他人行儀な言葉遣いなんとかならない?」
「へ?」
「アタシと江奈っちはもう友達でしょ?」
「あ……」
ニコッと笑うハナちゃんを見て、言わんとする事を察知した私は、
「ありがとう!頑張って美味しく作るね!」
と言った。
その言葉を聞いて、ハナちゃんが満足そうに頷いている。
「江奈っちの腕なら大丈夫だろうけど、分からない所があったらいつでも電話して」
「うん!」
私がエヘヘと笑うと、ハナちゃんもエヘヘと笑ってくれた。
「ところで、一人で来たの?コーヒーでも飲んで行く?」
「あ、ううん。動物園の帰りにそのまま来たから雪ちゃんと一緒なんだ」
「あら、そうなの?車で待ってるの?」
「うん。一緒に来ちゃうとバレちゃうから」
「それもそうね」
雪ちゃんには「忘れ物を取りに行くだけだから」と車の中で待ってもらっている。
「じゃあ早く行かないとね」
「うん」
もうちょっとハナちゃんとお話したいな、と名残惜しさも感じながら、私はハナちゃんに「またゆっくり来るね」と頭を下げた。
「うん。またね」
「それじゃあ、また……」
ドアを閉める瞬間、もう一度軽く頭を下げるとハナちゃんが笑顔で手を振ってくれたので私も手を振り返し、お店を後にした。


