「かぁわいい~~~~~~~~~っ!!」
雪ちゃんがガラスの壁にへばり付く勢いで身を乗り出す。
「見て見て!コロコロ!!」
「うん。ホント、可愛い」
ガラスの向こうにいる赤ちゃんパンダは、ぬいぐるみに命が宿ったかの様に小さくてコロコロしていて可愛い。
「いいなぁ。飼いたいわぁ……」
「いや、無理でしょ」
「分かってるわよ、そんなこと。ちょっと言ってみただけよ」
私のツッコミに雪ちゃんがぶぅっとほっぺを膨らませる。
(かわいいなぁ)
パンダはもちろん可愛いけど、子供の様に意思表示をする雪ちゃんもこれまた可愛い。
「は~い!では、次のグループと交代になりま~す!今のグループはこちらへお進みくださーい!」
飼育員さんが私達のグループに声を掛け、待っている次のグループと交代する様に誘導する。
「えぇ~……、もう終わり?」
雪ちゃんがガッカリと肩を落とす。私達は誘導に従ってぞろぞろとその場を離れ、解散となった。
「仕方ないよ。凄い人だもん」
動物園に着いて、予想以上に人が沢山いてビックリした。
パンダお披露目にあまりにも人が押し寄せたために、整理券とグループ分けする券が配られ、グループ毎に持ち時間5分と限りを設けられた。
「5分なんて短いわよ」
「まあ、また来れば良いじゃない。知ってる?『動物園3回説』って」
私達は可愛らしいパンダコーナーから離れて、今度は迫力のあるライオンコーナーを見ている。
「動物園3回説?……ああ、なんか聞いた事あるわ。1回目は誰と来て~とか言うヤツでしょ?」
「そうそう。1回目は親に連れられて家族と。2回目は遠足で。3回目は自分が親になって子供を連れて。ってヤツ」
「へ~。そんなんだったっけ……」
雪ちゃんがボソッと呟いて、アゴに手を当てて何か考え込む。
「どうかした?」
「んー…いや。アタシが聞いたヤツとなんか違う気がするな、と思って」
「え?そう?」
私が読んだ記事にはそう書いてあった気がするけど……。
「あっ、そうよ!2回目の『遠足で』っての、アタシが見たのは『デートで』だった気がするわ!」
「え……?」
デート?え?そうだったっけ?
「そうだった?」
「ええ。確かそうよ」
雪ちゃんが自信あり気に頷くので、段々自信がなくなって来た。
「じゃあ、私の勘違いかな」
「まあ、勘違いじゃなくても『デート』の方がステキね」
「言われてみれば確かに……」
なんとなく説得力があって、私は納得してしまった。
雪ちゃんがガラスの壁にへばり付く勢いで身を乗り出す。
「見て見て!コロコロ!!」
「うん。ホント、可愛い」
ガラスの向こうにいる赤ちゃんパンダは、ぬいぐるみに命が宿ったかの様に小さくてコロコロしていて可愛い。
「いいなぁ。飼いたいわぁ……」
「いや、無理でしょ」
「分かってるわよ、そんなこと。ちょっと言ってみただけよ」
私のツッコミに雪ちゃんがぶぅっとほっぺを膨らませる。
(かわいいなぁ)
パンダはもちろん可愛いけど、子供の様に意思表示をする雪ちゃんもこれまた可愛い。
「は~い!では、次のグループと交代になりま~す!今のグループはこちらへお進みくださーい!」
飼育員さんが私達のグループに声を掛け、待っている次のグループと交代する様に誘導する。
「えぇ~……、もう終わり?」
雪ちゃんがガッカリと肩を落とす。私達は誘導に従ってぞろぞろとその場を離れ、解散となった。
「仕方ないよ。凄い人だもん」
動物園に着いて、予想以上に人が沢山いてビックリした。
パンダお披露目にあまりにも人が押し寄せたために、整理券とグループ分けする券が配られ、グループ毎に持ち時間5分と限りを設けられた。
「5分なんて短いわよ」
「まあ、また来れば良いじゃない。知ってる?『動物園3回説』って」
私達は可愛らしいパンダコーナーから離れて、今度は迫力のあるライオンコーナーを見ている。
「動物園3回説?……ああ、なんか聞いた事あるわ。1回目は誰と来て~とか言うヤツでしょ?」
「そうそう。1回目は親に連れられて家族と。2回目は遠足で。3回目は自分が親になって子供を連れて。ってヤツ」
「へ~。そんなんだったっけ……」
雪ちゃんがボソッと呟いて、アゴに手を当てて何か考え込む。
「どうかした?」
「んー…いや。アタシが聞いたヤツとなんか違う気がするな、と思って」
「え?そう?」
私が読んだ記事にはそう書いてあった気がするけど……。
「あっ、そうよ!2回目の『遠足で』っての、アタシが見たのは『デートで』だった気がするわ!」
「え……?」
デート?え?そうだったっけ?
「そうだった?」
「ええ。確かそうよ」
雪ちゃんが自信あり気に頷くので、段々自信がなくなって来た。
「じゃあ、私の勘違いかな」
「まあ、勘違いじゃなくても『デート』の方がステキね」
「言われてみれば確かに……」
なんとなく説得力があって、私は納得してしまった。


