ハナちゃんとは、別に約束をしていたワケじゃない。私が勝手に押しかけて教えてもらおうとしていただけで。だから雪ちゃんと動物園に行ってもなんら支障はないんだけど……。
(どうしよう。パーティーまで時間がないし、ハナちゃんに教えて貰うには今日、このタイミングしかないし……でも、私も雪ちゃんとデートしたい……デート……デート……)
「デートしたいっ!……あっ……」
つい、心の声が声になって飛び出してしまった。
口を手で塞いだけど、もう遅い。
私の声に出した心の声を聞いて、雪ちゃんが満面の笑みを浮かべている。
「よしっ!じゃあ決まりね!一時間後に出発よ!!」
「あ……いや……」
「なに着て行こうかしら。こないだ買ったおニューのワンピなんか良いかも!」
「雪ちゃ……」
私の言葉が届いていないのか、「はー、忙しい!」と言いながら、雪ちゃんがリビングを出て行ってしまった。
なんか、前にもこんな事があった気がする。ああなると、雪ちゃんは話を聞いてくれない。
「……いや、今のは誘惑に負けた私が悪い」
ガクッと項垂れた。
だって皆さん。好きな人からのデートのお誘いを断れます?
「いーや、断れないね。断れないよ……うん……」
自分の意志の弱さを無理やり肯定し、私も準備するべく部屋に戻った。
(どうしよう。パーティーまで時間がないし、ハナちゃんに教えて貰うには今日、このタイミングしかないし……でも、私も雪ちゃんとデートしたい……デート……デート……)
「デートしたいっ!……あっ……」
つい、心の声が声になって飛び出してしまった。
口を手で塞いだけど、もう遅い。
私の声に出した心の声を聞いて、雪ちゃんが満面の笑みを浮かべている。
「よしっ!じゃあ決まりね!一時間後に出発よ!!」
「あ……いや……」
「なに着て行こうかしら。こないだ買ったおニューのワンピなんか良いかも!」
「雪ちゃ……」
私の言葉が届いていないのか、「はー、忙しい!」と言いながら、雪ちゃんがリビングを出て行ってしまった。
なんか、前にもこんな事があった気がする。ああなると、雪ちゃんは話を聞いてくれない。
「……いや、今のは誘惑に負けた私が悪い」
ガクッと項垂れた。
だって皆さん。好きな人からのデートのお誘いを断れます?
「いーや、断れないね。断れないよ……うん……」
自分の意志の弱さを無理やり肯定し、私も準備するべく部屋に戻った。


