叶わない恋なのに、相手を想う気持ちを捨て切れないそのライバルと自分を重ねてしまって、胸が苦しくなる。
「私は時代劇とか、お笑いの方が好きだな」
私も食器を流しに運び、洗い始める。
「江奈……アンタ枯れてるわね」
「し、失礼なっ!」
私だって、そんな内容じゃなかったらドラマ好きだし。
「あ、そう言えばあの俳優――」
言いかけた時、ピリピリピリッ!と私の携帯が鳴った。
「あ……」
水道を止め、パタパタと携帯へ走って行く。
ディスプレイを見ると、『ハナちゃん』と出ていた。メッセージを開く。
『今日、22時位に電話してもいいかしら?』
「はい。大丈夫です。ー既読ー」
『その時に詳しく教えて上げるわ♡』
「 宜しくお願いします(*^^*)ー既読ー」
その後の返信は無かった。多分、了承した、と言う事だと思う。
22時か。色々聞いてみよう。
ふふっと笑いながら振り返ると、直ぐ後ろに雪ちゃんが立っていて、ドキッとする。
「わっ!ビックリした!何!?」
「……誰?」
「え?」
なんか、怒ってる。
「……男?」
「は?ち、違うよ!ハナちゃんだよ!」
「ハナ……?」
「う、うん」
「ふーん……」
またいつもの不機嫌。なぜ、そんなにハナちゃんと仲良くするのが気に食わないんだろう。
「私は時代劇とか、お笑いの方が好きだな」
私も食器を流しに運び、洗い始める。
「江奈……アンタ枯れてるわね」
「し、失礼なっ!」
私だって、そんな内容じゃなかったらドラマ好きだし。
「あ、そう言えばあの俳優――」
言いかけた時、ピリピリピリッ!と私の携帯が鳴った。
「あ……」
水道を止め、パタパタと携帯へ走って行く。
ディスプレイを見ると、『ハナちゃん』と出ていた。メッセージを開く。
『今日、22時位に電話してもいいかしら?』
「はい。大丈夫です。ー既読ー」
『その時に詳しく教えて上げるわ♡』
「 宜しくお願いします(*^^*)ー既読ー」
その後の返信は無かった。多分、了承した、と言う事だと思う。
22時か。色々聞いてみよう。
ふふっと笑いながら振り返ると、直ぐ後ろに雪ちゃんが立っていて、ドキッとする。
「わっ!ビックリした!何!?」
「……誰?」
「え?」
なんか、怒ってる。
「……男?」
「は?ち、違うよ!ハナちゃんだよ!」
「ハナ……?」
「う、うん」
「ふーん……」
またいつもの不機嫌。なぜ、そんなにハナちゃんと仲良くするのが気に食わないんだろう。


