「でね、そいつが……」
夕飯を食べながら、雪ちゃんとおしゃべりを楽しんでいる。
今日のメニューは、ソラマメとアスパラガスのペペロンチーノと鯛のカルパッチョ。
横に白ワインもあるけど、こないだの泥酔が効いたのか雪ちゃんはグラスに2杯で留めている。私もその方が安心だ。泥酔する度にあんな事になるのでは、こちらの身が持たない。
しかも、覚えていないと言う質の悪さ。
「あ~、美味しかった!ごちそう様でした!」
雪ちゃんが、ポンッと手を合わせ、お辞儀をする。
「はい。完食、ありがとうございます」
それに合わせて、私もお辞儀。食べ終わった後、毎回このやり取りをする。
「さて!早く片付けないと、ドラマが始まっちゃうわね!」
そう声を弾ませながらいそいそと食器を片付け始める。
「あ、ホントだ」
21時まで、あと30分を切っていた。
「激ハマり中だね。あのドラマ、そんなに面白い?」
「江奈、面白くないの!?あんなにキュンキュンするのに!?」
目をまん丸にして雪ちゃんが驚く。
「え?う、う~ん……」
会社の女の子達も「あのドラマにハマってる」とみんなが言っているけど、私は余り好きになれなかった。別に、出ている俳優さんが嫌い、とかではない。ただ単に、ストーリーが好きじゃなかった。
王道のラブストーリーなんだけど、惹かれ合っている二人の邪魔をする主人公のライバルに感情移入し過ぎて、見ていられないのだ。
夕飯を食べながら、雪ちゃんとおしゃべりを楽しんでいる。
今日のメニューは、ソラマメとアスパラガスのペペロンチーノと鯛のカルパッチョ。
横に白ワインもあるけど、こないだの泥酔が効いたのか雪ちゃんはグラスに2杯で留めている。私もその方が安心だ。泥酔する度にあんな事になるのでは、こちらの身が持たない。
しかも、覚えていないと言う質の悪さ。
「あ~、美味しかった!ごちそう様でした!」
雪ちゃんが、ポンッと手を合わせ、お辞儀をする。
「はい。完食、ありがとうございます」
それに合わせて、私もお辞儀。食べ終わった後、毎回このやり取りをする。
「さて!早く片付けないと、ドラマが始まっちゃうわね!」
そう声を弾ませながらいそいそと食器を片付け始める。
「あ、ホントだ」
21時まで、あと30分を切っていた。
「激ハマり中だね。あのドラマ、そんなに面白い?」
「江奈、面白くないの!?あんなにキュンキュンするのに!?」
目をまん丸にして雪ちゃんが驚く。
「え?う、う~ん……」
会社の女の子達も「あのドラマにハマってる」とみんなが言っているけど、私は余り好きになれなかった。別に、出ている俳優さんが嫌い、とかではない。ただ単に、ストーリーが好きじゃなかった。
王道のラブストーリーなんだけど、惹かれ合っている二人の邪魔をする主人公のライバルに感情移入し過ぎて、見ていられないのだ。


