あ、そうそう。咲希子には、私が『雪ちゃん』と呼んでる事も、一緒に住んでる事も、バレている。
咄嗟に、『雪ちゃん』と言った時には大爆笑され、『一緒に住んでる』と報告した時には目が飛び出るんじゃないか?と思うぐらい驚かれ、そうなった経緯を話したら、今度は目が吊り上がる位怒ってくれた。
警察に一緒に行こう!と荒ぶる咲希子をその場は何とかなだめたけど、次に何かあったら有無を言わさず警察に相談する!と言う事を約束させられた。
(いいヤツだよね)
……なんだけど、今回は相談する相手を間違ったか。
咲希子が、「んー……」と首を傾げて悩む。
「んじゃあ、無難に手料理?アンタ料理得意なんだし。んで、プレゼントでも渡せば?」
さっき「プレゼントはワ・タ・シ♡」とか言っていたヤツにしては、まあまあベターな発想。
「でも……それって普通じゃない?」
「だから『無難に』って言ったじゃない」
私は胸の辺りで腕を組み、咲希子は顎を手で擦りながら悩む。
「やっぱ、無難にするかぁ……」
いくら考えても、良い案が浮かばない。
「津田部長ともなると、ウチらの高級が普通っぽいもんね」
「それはね、そうなのよ……」
雪ちゃんと生活してみて分かった事。
『かなりのマイペース』
これはもう、分かっている。あともう一つ。
『生活水準が高い』
事だった。
咄嗟に、『雪ちゃん』と言った時には大爆笑され、『一緒に住んでる』と報告した時には目が飛び出るんじゃないか?と思うぐらい驚かれ、そうなった経緯を話したら、今度は目が吊り上がる位怒ってくれた。
警察に一緒に行こう!と荒ぶる咲希子をその場は何とかなだめたけど、次に何かあったら有無を言わさず警察に相談する!と言う事を約束させられた。
(いいヤツだよね)
……なんだけど、今回は相談する相手を間違ったか。
咲希子が、「んー……」と首を傾げて悩む。
「んじゃあ、無難に手料理?アンタ料理得意なんだし。んで、プレゼントでも渡せば?」
さっき「プレゼントはワ・タ・シ♡」とか言っていたヤツにしては、まあまあベターな発想。
「でも……それって普通じゃない?」
「だから『無難に』って言ったじゃない」
私は胸の辺りで腕を組み、咲希子は顎を手で擦りながら悩む。
「やっぱ、無難にするかぁ……」
いくら考えても、良い案が浮かばない。
「津田部長ともなると、ウチらの高級が普通っぽいもんね」
「それはね、そうなのよ……」
雪ちゃんと生活してみて分かった事。
『かなりのマイペース』
これはもう、分かっている。あともう一つ。
『生活水準が高い』
事だった。


