「えー。でも、前から、何となく、そうかな~、そうやったらいいな~って思ってたで?パパ、めっちゃ、さっちゃんのこと恋しがってたもん。それに、孝義くんの態度とか……」
「……ほんとにまいらは……孝義くんのことだけは鋭いわねえ。」
おばあさまが苦笑した。
「マイラ。マイラ。」
「うわっ!?落ちっぞ!」
突然、鳥のいざやくんが、薫くんの手の上でバタバタと騒ぎ出した。
「いざや。おいで。」
まいらちゃんの差し出した指に、いざやくんはヒョイと乗った。
「……お兄ちゃん、ありがとう。光くんの弟って、ほんま?」
「おう。ほんまほんま。薫や。桜子ともども、仲良ぉしたってな。」
薫くんはそう言って、まいらちゃんの手の中におさまってご満悦そうないざやくんの頬を指先でくすぐった。
「サッチャンカワイイ。」
いざやくんは、わかってるのかわかってないのか、そう言った。
「……そうや。桜子はめっちゃかわいいで。お前、よぉわかってるやん。ええ子やなあ。」
鳥にさえも私を褒められるとうれしいらしく、薫くんは超ご機嫌さんになった。
「光くんは怖かったのに、薫くんはやさしい……。」
まいらちゃんのつぶやきに、薫くんは不思議そうな顔をしていた。
それを見て、つい、私は笑っちゃった。
まあ、確かに、あの日の光くんは、まいらちゃんには特に怖かったよね。
さすがに、かわいそうだったかな……。
「あ!いいこと思いついた。カテキョの話。私より、薫くんに頼んだら?先月まで受験勉強してたわけだし。」
由未さんの突然の提案に、おばあさまが手を叩いた。
「それいい!素敵!是非お願い!薫くん!」
……えーと……何か……お勉強以外の意図をありありと感じるんですけど……。
「家庭教師?俺が?」
薫くんは、突然の申し出に面食らっていたけれど、私を見て、ニッと笑った。
「OK。でも真面目に勉強してや。週2ぐらい?」
「週3回。月水金。夕食付き。……せやし、カテキョの日は、桜子ちゃん、お父さんかお兄ちゃんと一緒に退社して、ここに夜ご飯、食べに来ればいいわ。」
由未さんがそう言うと、おばあさまはすっごくうれしそうに何度もうなずいた。
「……ほんとにまいらは……孝義くんのことだけは鋭いわねえ。」
おばあさまが苦笑した。
「マイラ。マイラ。」
「うわっ!?落ちっぞ!」
突然、鳥のいざやくんが、薫くんの手の上でバタバタと騒ぎ出した。
「いざや。おいで。」
まいらちゃんの差し出した指に、いざやくんはヒョイと乗った。
「……お兄ちゃん、ありがとう。光くんの弟って、ほんま?」
「おう。ほんまほんま。薫や。桜子ともども、仲良ぉしたってな。」
薫くんはそう言って、まいらちゃんの手の中におさまってご満悦そうないざやくんの頬を指先でくすぐった。
「サッチャンカワイイ。」
いざやくんは、わかってるのかわかってないのか、そう言った。
「……そうや。桜子はめっちゃかわいいで。お前、よぉわかってるやん。ええ子やなあ。」
鳥にさえも私を褒められるとうれしいらしく、薫くんは超ご機嫌さんになった。
「光くんは怖かったのに、薫くんはやさしい……。」
まいらちゃんのつぶやきに、薫くんは不思議そうな顔をしていた。
それを見て、つい、私は笑っちゃった。
まあ、確かに、あの日の光くんは、まいらちゃんには特に怖かったよね。
さすがに、かわいそうだったかな……。
「あ!いいこと思いついた。カテキョの話。私より、薫くんに頼んだら?先月まで受験勉強してたわけだし。」
由未さんの突然の提案に、おばあさまが手を叩いた。
「それいい!素敵!是非お願い!薫くん!」
……えーと……何か……お勉強以外の意図をありありと感じるんですけど……。
「家庭教師?俺が?」
薫くんは、突然の申し出に面食らっていたけれど、私を見て、ニッと笑った。
「OK。でも真面目に勉強してや。週2ぐらい?」
「週3回。月水金。夕食付き。……せやし、カテキョの日は、桜子ちゃん、お父さんかお兄ちゃんと一緒に退社して、ここに夜ご飯、食べに来ればいいわ。」
由未さんがそう言うと、おばあさまはすっごくうれしそうに何度もうなずいた。



