あ~~~。
まあ、そうよね。
どうしてもそうなるよね。
私達より9つも年上の、いかにもモテるイケメンさんだもん。
確か以前、フランスにつきあってる女性がいるとかって話も聞いたことあるし。
「でも、そっちはいい。終わったことって思えるから。……でも、あのヒトのことはずっと変わらず続いてる……」
野木さんの瞳がまたうるうると揺れた。
「……続くもなにも……何もないのに……。過去も、これからも。それとも、野木さんは春秋氏がこれから、お兄さんの奥さんと不倫すると思ってるの?本気で?……野木さんの昔描いてた同人誌より馬鹿馬鹿しい妄想だね。」
ぐぬぬぬ……と、野木さんは悔しそうに唸った。
「まあ、お兄さんの奥さんがよろめくなら、孝義さんのほうが可能性高いと思う。高校時代、つきあってたし……奥さん、具合よくないみたいだし……。」
え?
つきあってたって……誰と誰が?
「あー。それ……竹原義人氏に対する当て付けで、つきあってる……ことにしてただけ、らしい。実際は、友達でしかなかったって。」
野木さんの説明にいきなり竹原さんのお名前が出てきて、私はドキッとした。
「……当て付け……。」
竹原さんご夫婦は、出逢いから結婚まで、何の障害もなく、とんとん拍子に進んだわけじゃないんだ。
詳しく聞きたいような……聞きたくないような……。
「孝義さんの奥さんは?何て言ってるの?……竹原さんの奥さん、お寺のことも手伝ってるんでしょ?……野木さんみたいに、不安はないのかな?」
光くんがそう尋ねると、野木さんは首を傾げた。
「……わかんないなあ。でもマイナス感情なんか存在しないかのような謙虚なヒトよ?むしろ、ご自分の代わりにお勤めされてるから感謝してらっしゃると思う。そのへんは、ほら、昨日導師をして下さった藤巻さんの奥さんに聞いたほうが詳しいかも。」
「玲子さん?親しいの?坂巻さんの奥さんと。」
初耳だ。
「たぶん。ご一緒に茶道と香道を習ってらっしゃるって聞いた。藤巻夫人って、サバサバしてらっしゃるから、気楽みたい。……あ、竹原夫人とも仲良さげよ?」
……え……。
玲子さん……。
そっかぁ。
そんなつながりもあるんだ。
知らなかったな。
まあ、そうよね。
どうしてもそうなるよね。
私達より9つも年上の、いかにもモテるイケメンさんだもん。
確か以前、フランスにつきあってる女性がいるとかって話も聞いたことあるし。
「でも、そっちはいい。終わったことって思えるから。……でも、あのヒトのことはずっと変わらず続いてる……」
野木さんの瞳がまたうるうると揺れた。
「……続くもなにも……何もないのに……。過去も、これからも。それとも、野木さんは春秋氏がこれから、お兄さんの奥さんと不倫すると思ってるの?本気で?……野木さんの昔描いてた同人誌より馬鹿馬鹿しい妄想だね。」
ぐぬぬぬ……と、野木さんは悔しそうに唸った。
「まあ、お兄さんの奥さんがよろめくなら、孝義さんのほうが可能性高いと思う。高校時代、つきあってたし……奥さん、具合よくないみたいだし……。」
え?
つきあってたって……誰と誰が?
「あー。それ……竹原義人氏に対する当て付けで、つきあってる……ことにしてただけ、らしい。実際は、友達でしかなかったって。」
野木さんの説明にいきなり竹原さんのお名前が出てきて、私はドキッとした。
「……当て付け……。」
竹原さんご夫婦は、出逢いから結婚まで、何の障害もなく、とんとん拍子に進んだわけじゃないんだ。
詳しく聞きたいような……聞きたくないような……。
「孝義さんの奥さんは?何て言ってるの?……竹原さんの奥さん、お寺のことも手伝ってるんでしょ?……野木さんみたいに、不安はないのかな?」
光くんがそう尋ねると、野木さんは首を傾げた。
「……わかんないなあ。でもマイナス感情なんか存在しないかのような謙虚なヒトよ?むしろ、ご自分の代わりにお勤めされてるから感謝してらっしゃると思う。そのへんは、ほら、昨日導師をして下さった藤巻さんの奥さんに聞いたほうが詳しいかも。」
「玲子さん?親しいの?坂巻さんの奥さんと。」
初耳だ。
「たぶん。ご一緒に茶道と香道を習ってらっしゃるって聞いた。藤巻夫人って、サバサバしてらっしゃるから、気楽みたい。……あ、竹原夫人とも仲良さげよ?」
……え……。
玲子さん……。
そっかぁ。
そんなつながりもあるんだ。
知らなかったな。



