私はあれから普通に授業を受けて今、家の前で立ちすくんでいた。

「はぁー、龍騎とどんな顔して会えば良いんだろう。」

「俺がなんだって?」

「ヒャッ! 龍騎!いたの?」
私は変な声出して驚いてしまった。

「なんだよ!そんなに驚かなくてもいいだろ」
龍騎は機嫌悪くしたような顔して叫んだ。

「い、いやなんでもない。」

「嘘つけ、さっき俺の名前だしてだろう」

「いや、それはー。今朝の事謝ろーかなぁーって。」


「、、、、何それ、なんで美希が謝んの?完全に俺が一方的に逆ギレしただけじゃん!それとも何?弟相手にキレてダメな姉だなとでも思った?そうゆうのウザいんだよ!それに!それに俺は美希の事一度も姉なんて思った事ないから!」

「、っ!!、、、んで、なんでそんな事いうの?龍騎は私の事お姉ちゃんと思えないほど嫌いだったんだね!今のでよくわかった!
ごめんね!?こんなお姉ちゃんで!これからはなるべく話しかけないようにするからごめんね。」

そう言って私は家に入り足早に部屋に入り、ベットでさっき龍騎に言われた事を思い出し涙を流した。

「グスッ、ズビッ、いつから私、龍騎に嫌われちゃったんだろう?」

私はその後泣き疲れ朝まで寝てしまった。