一冊の漫画から始まる禁断の恋

「ねぇ〜龍騎。」

「ん?どうした?」

「やっぱり、私達付き合うのやめよ?」

「え?な、なにいっての?美希。
冗談きついんだけど…」

「…冗談なんかじゃない。」

「…なんでだよ。美希だって好きって言ってくれたじゃないか!」

「…ごめん、ごめんね。龍騎。」

私は、呆然と立ち尽くす龍騎を置いて一人で家と急いだ…