カテキョ先輩との関係

「え?」

いきなり大声を出した私を驚いたように見つめる先輩。

ああ、だってもう限界。

「みんなにそんなこと言ってるんでしょ!どーせ!!

無駄にドキドキさせないでくださいよ!

なんなんですか!私をどうしたいんですか!

やっぱサイテーです!先輩!」

思いっきり叫んでから、先輩を見てみると、すごく傷ついた顔をしていた。

じんわり、目の前の風景がぼやけてくる。

先輩の傷ついた顔を見て、私まで泣けてくる。

「ごめんな…」

先輩が言った。