人が死ぬ

「お辛いことだ」


「無人機って、こちらにはエンジン音も発射音もないのに、与えた被害はよく見えるんですよ。それに、苦しみ悶えている人が、本当に標的人物だったかどうなんて最後までわからないんです。無関係の民間人かもしれない」


「そうなのですか」


「あとで誤爆だと言われても……命令だったから………」


アニーの声が小さくなる。


「それなのに………攻撃の一時間後にはキッチンで夕食を作り、家族の世話をする」


目から涙が零れ落ちる。