「よっしゃ!じゃ、行こっか?」

「はい。」

さっさと帰ろっと。

「夏美ちゃん?ここ、滑るからね!」

「あ、はい、ありがとうございます。」

「いいえ〜、夏美ちゃん、俺たちのこと知ってる?」

「いや、えっと…知りません。」

「やっぱね〜。俺、3年の康介(こうすけ)!そんで、こっちの茶髪ナルシ野郎が涼(りょう)!」

「ナルシじゃねぇよ」

「はい、さーせん」

「ふふっ」

「…!!?笑った!!!!」

「え、そりゃ笑いますよ」

「だ、だよね!!」

面白くていい人そうだし…よかったなぁ。