キス魔なヤンキーくんの甘い罠

「…………」



無言でベッドに横たわりながら、寝返りを打つ。


もちろんため息も一緒に。





「……千咲」



アイツらを殴ったのは謝るよ。


千咲に、あんな光景を見せたことも。





……だけどな、千咲。





好きだから、許せなかったんだ。


追い返さないとって思ったんだ。



千咲に、もう怖い思いなんてさせたくなかったから……。






なんて。



千咲に言ったらいい訳だって言われるかな。











「…………好きなんだよ」



ポツリと呟く。





千咲。



俺、本気だぜ?






……だけどもう、千咲は俺のこと軽蔑したかな。