何の支障も無い。


ただ隣にいる女が毎回変わるだけ。





……そんな毎日を繰り返していくうちに、いつの間にか俺は“遊び人”という部類に入っていた。




周りが何と言おうと、別に俺には関係ない。


何をしようと、どんな人生を送ろうと、全部俺の勝手。





“黒崎帝翔は手が早い。
アイツに目をつけられたら、誰も逃げられない”




……そう、そんな噂が流れようとも。













『…………っらあ‼!』



ーーバキッ‼



力いっぱい相手を殴る。


思う存分、相手が気を失うほどに。



何をされたってわけじゃない。


だけど売られたケンカは必ず買う。




ストレス発散には丁度良かったし。