キス魔なヤンキーくんの甘い罠

男もあたしの瞳を捕らえて離さない。



怖いんですけど~~~‼!




グッと寄る眉、細くなっている幅の広い目は怒っているということを全面的に物語っていた。



小さな窓から差し込む光に反射して輝く金色の髪が、よけいその迫力を増す。




チラリと下に目線を外すと、見事に崩された制服に、必要以上にズラされたズボン。


腰にはキーチェーンがジャラジャラと音を立てながら存在している。




再び顔に視線を戻しても、今だ男はあたしを凝視していた。