キス魔なヤンキーくんの甘い罠

いたたたた……


お尻をさすりながら、ゆっくりと瞳を開けた。




「ってぇ……」



と、目の前には見知らぬ男の人。


あたしと対称に、後ろへと倒れこんでいた。



わしゃわしゃと金髪の頭を乱している。




「っすいません‼あたしが急いでたせいで‼」




ついつい謝ってしまうあたしの二つ目の癖。


あたしの声に反応したのか、男の人は伏せていた瞼を開けた。




っ!?



ギロリと鋭い視線があたしに突き刺さる。


痛いほどのその瞳に、あたしは金縛りにあったように動けなくなった。