「あははっ…」
『ゔぅぅぅ…』
「「え?…」」
顔を見合わせて固まった
…笑顔はひきつる…
「い今、声、しなかったか?」
「う…うん…誰か、別の声?…」
小声になると同時に
空気感がひんやりとしてくる感じ
……
「あ…きっと私達の他にも
怪談を確かめようとしてる
生徒がっあっ……」
きっとそうだと思ったことを
口に出したけど、
私の視線が見つけてしまった
あるものによって不覚にも
恐怖を感じてしまい口ごもる
「志穂…?」
震えた声を出した俊也の
手を引っぱり、もう片方の手で
「し-」“静かにして”
とポーズして伝えながら
今来た道を引き返そうとする…
きょとんとしているが
怖さからか静かに
手を引かれながら
隣を歩く俊也…
『ゔぅぅぅ…』
「「え?…」」
顔を見合わせて固まった
…笑顔はひきつる…
「い今、声、しなかったか?」
「う…うん…誰か、別の声?…」
小声になると同時に
空気感がひんやりとしてくる感じ
……
「あ…きっと私達の他にも
怪談を確かめようとしてる
生徒がっあっ……」
きっとそうだと思ったことを
口に出したけど、
私の視線が見つけてしまった
あるものによって不覚にも
恐怖を感じてしまい口ごもる
「志穂…?」
震えた声を出した俊也の
手を引っぱり、もう片方の手で
「し-」“静かにして”
とポーズして伝えながら
今来た道を引き返そうとする…
きょとんとしているが
怖さからか静かに
手を引かれながら
隣を歩く俊也…


