その完璧ともいえる1つ1つの表情に見惚れてしまう。


するとなぜかそらされた目線。


「そんな見つめんなよ。」


少し赤く染まった綺麗な顔。


「ご、ごめん!あまりにも綺麗で・・・。」


やばいっ!


おもわず本音が・・・。


引かれたかも。



チラッと上を見るとまだ少し顔が赤くて。


私まで赤くなってしまった。



「なんで坂井さんまで赤くなってるのー。」


「ご、ごめん!」


さっきからの自分の行動が陽斗君に申し訳なくてさらに顔に熱が集まっていくのが自分でもわかる。


「ふはっ。さっきから謝ってばっかじゃん。」


「ご、ごめん!」


もー、自分でも何言ってるかわからないよー。


「ほらまたーっ!」


今度は笑いすぎて少し泣きそうになっている陽斗君。


そんな姿を見てたら思わず笑ってしまって。