彼方ノ架ケ橋


「よろしく、えと...あ、朱音」


次はしゅんちゃんが言う。


「僕もよろしく、悠紀」


「うん、隼佑」



わ、私の番だよね...?


でも言いにくいな...うー、どうしよう...


「ほら、祈梨だよ」


朱音ちゃんは分かってて急かす。


朱音ちゃん助けてよー!!


顔を上げると、望月くんと目が合う。





「...よ、よろしく...望月ーじゃなくて、ゆ、ゆ悠紀...くん...!」


私は顔を紅潮させながら、恥ずかし混じりにいう。


「よろしく、祈梨」


悠紀くんは爽やかに笑う。