彼方ノ架ケ橋


「そうだな、僕たちも名前で呼びあってるんだし」


どうやらしゅんちゃんは賛同のようだ。


「あ、それだよ。なんで、三人とも一緒にいるのかなって思ったんだ、なんか珍しい組み合わせだから」


「なんだ、幼馴染みだからだよ。ずっと一緒にいるからその経緯で」


質問に答えたのは朱音ちゃん。


確かに気になるよね、こんな性格バラバラな人たちが集まってたら


「ずっと、一緒...か...」


望月くんは、俯いてそう呟いた。まるで、その言葉を噛み締めるように。


「で?名前呼びしていい?」


「あ、それは全然いいよ。俺も皆のこと名前で読んでもいいかな、駄目だったらいいけど」


「最初からそのつもりだよ!!じゃ改めてよろしく!悠紀!!」


元気よく、朱音ちゃんが挨拶するとそれに続いて望月くんも言う。