救急車で、運ばれた響はたらい回しにされていた。生きるか死ぬかの瀬戸際なのに、どこも受け入れてくれなかった。 やっと受け入れてくれる病院がみつかったが、その時には、もう手遅れだった。 心臓も呼吸も止まっていた。響は死んだ。