お兄ちゃん
何で?
居なくならないで、、、
何で死んだの?
何で私じゃないの?

私がまだ4才の頃。
私のお兄ちゃんが死んだ。
お兄ちゃんは、まだたったの7才だった。
いつも通りの1日のはずだった。
お兄ちゃんは参観日だった。
少し前までクラスで一緒に入学した友達と授業を受けていた。
これからも、平凡な日々が続くはずだった。
あの車が、あの道さえ通らなければ、あと少し帰る時間が遅ければ。学校の前の公園にさえ向かわなければ、