「ん、いいや、その子たちもいきなり私と食べたくなんてないだろうし」 「いろちゃん」 春華が困ったような顔をする。 「それに、今日天気いいから、中庭でダラダラしたい気分だし」 「そっかー……明日は一緒に食べようね!」 「うん、委員会頑張って」 委員会に行く春華を見送って、お弁当を持って立ち上がる。