翌日。 私なんかよりもずっとずっと交友関係が広い春華には、他の子とお昼を食べてもらうことにし、私はお弁当を持って中庭へ向かった。 春華は私以外にも一緒にお昼を食べられる子がいるんだな、と思うと、自分から頼んだことなのに心が沈んだ。 しかも、中庭に奏太くんが来るという保証もない。 なんで私は中庭に来ようと思ったんだろう。