君の隣

心の底から好きだと言える唯一の存在

出会った時を思い出すとあのドキドキは一目惚れだったんだろうな

付き合って

時が進むにつれ

お互いを知り

お互いを大切に思い

今になる もう、こんな辛い思いするのはいやだ ライバル出現ってだけで逃げ出しているのは分かってる 分かってるけど弱気な私には現実逃避がやっとだよ
悠ごめん。
私、菜々乃さんに負けたよ

菜々乃さんは本当に可愛くて
笑顔が素敵で スタイルも良く モデルと間違われるくらいだもん

最初っから、出会う前から負けてたんだよきっと

プルルルルル プルルルルル 「どしたー? …なんかあったか?」

悠の声聞くとなんだか落ち着く

「あ、いきなりごめん。 あのね……私、悠の事スキだよ 」

何告白してんの私…
悠の事好きとか当たり前だし

「え、あ、アハハ ありがと! でも、ほんまいきなりやなぁ!なんかあったんと?」

心配してくれる悠がだいすき
離れたくない でも

「……うっぅぅ〜シクシク ゆぅのことすきぃ でも、これ以上、ゆうに嫌われたくないよぉぉ うぅぅ ごめんね、別れたい シクシク」

ピッ

悠はきっと、私が言っていることをすぐには理解できないだろう

スキって言っといて別れたいだもんね



これ以上、私が嫉妬で狂って行く所を見られたくない

しょうがない 私は、弱い人間なの
菜々乃さんみたいに完璧じゃないの
ごめんね