君の隣

あの告白の日から毎日登下校を一緒にしている

ほんとうにこれ以上ない幸せだった

でも、付き合って三ヶ月目

「なぁ…えひめー おれなぁ、いったん大阪帰ろおもてんねん 」

私は、すぐに東京にもどって来てくれると思っていた

「おー!帰省? そっかぁ。うん!ご両親達によろしくね!」

「おう! お土産まっといてな! 」

「え……うん! 渋谷のお母さんとお父さんかぁ。どんな感じなんだろ!」

「普通のおばさんとおっさんだよ(笑) ってかさぁ。えひめいい加減オレの事名前で呼べよな?」

名前で呼ぶなんてもちろん恥ずかしくて最初はものすごく照れたけど

1歩ずつ進化していくんだと思ったら

「うん…アハッ もうーー(笑) 嬉しいな ゆ、悠とこうして過ごせるなんて」


悠は、ものすごく照れた顔で

「そーやなぁ。 俺も嬉しいで?えひめとこうやって過ごせるとか夢のよーやわ!あの時告っといて良かったわ」

もー、ほんとに幸せだった(♡)