(うう…)
時刻は日付が変わって未明の3時。
経験を積んだ巧緻な愛撫に幾度も責められ、何度もイかされた。
(…イくというのは、ああいうものなのか)
その上、私の記憶が確かならば、恥ずかしい事に2回くらいは注がれてしまった気がする。
ぐったりと力尽き、気怠い身体を、毛布を掛ける元気もなく、いつの間移動したのか、素裸のままに、ベッドに俯せる。
チラと隣で、半身を起こしている彼の様子を伺う。
きっとメンソールの煙草でもくわえて、したり顔で私を見下しているんだろう…。
目が合った。
「?」
意外にも、彼は半ば放心したように、不思議そうに私を見つめた。
「…お前…、どんな魔法を使ったんだ?」
「…マホー?」
掠れた声で、聞き返す。
「…こんなのは、初めてだ。…つい…」
彼は自失している。
…ああなんだ、そんなこと。
時刻は日付が変わって未明の3時。
経験を積んだ巧緻な愛撫に幾度も責められ、何度もイかされた。
(…イくというのは、ああいうものなのか)
その上、私の記憶が確かならば、恥ずかしい事に2回くらいは注がれてしまった気がする。
ぐったりと力尽き、気怠い身体を、毛布を掛ける元気もなく、いつの間移動したのか、素裸のままに、ベッドに俯せる。
チラと隣で、半身を起こしている彼の様子を伺う。
きっとメンソールの煙草でもくわえて、したり顔で私を見下しているんだろう…。
目が合った。
「?」
意外にも、彼は半ば放心したように、不思議そうに私を見つめた。
「…お前…、どんな魔法を使ったんだ?」
「…マホー?」
掠れた声で、聞き返す。
「…こんなのは、初めてだ。…つい…」
彼は自失している。
…ああなんだ、そんなこと。



