「最悪だ……」
「なら、お弁当一緒に食べてもらえば?」
「はるくんが食べてくれると思う?」
「……思わないかな」
一回頼んだことあるんだよ?
一緒にお弁当食べてくださいって。
もちろん返事はノー。分かってたけど、ショックを受けましたね。
それに帰りのことも約束してるわけじゃないし。
ただわたしがはるくんの隣を歩いてるだけ……。
……なんか考えたら、本当に付き合ってるのか謎になってきたけど、はるくん夏祭り行ったとき「彼女」って言ってくれたからいいんだよね?
こんな不安もはるくんに言うことができないとなるとなかなか寂しいものです。