「お、お邪魔します……」


はるくんと正式に付き合い始めて一か月ほど経った今日、わたしははるくんのお家へお邪魔しています。


2回目だけど緊張です!


「部屋分かるよな?先行ってて。飲み物持っていく」


「あ、ありがとう…」


確かはるくんの部屋は2階に上がって左に行くんだよね。


そっとドアを開けると、以前にも見たことがある光景が目に入って、間違わなかったことに安心した。


だけどその安心もすぐになくなり……


「え、」


わたしの視線はベッドの上から離れなくなった。



「……ん?晴?」


だって、ベッドの上で気持ちよさそうに寝てたのは心ちゃんだったから。