18年経っても刺激になるようなことが無かったのに晴輝はたった1年でそれをつくろうとしているのか。

「そう…。晴輝はとても変わった人ね。」

そういうと晴輝は歯を見せながら笑うと

「今から1年後には莉緒は自然に笑えるようになってる!」

私を指さしながらそう言った。

本当に訳がわからない人だな…と思いながらも晴輝の白い髪に目が離せなかったのは事実だった。

そして私たちの波乱の1年間が今始まる。