「ちょっと、離してもらえる?」 「ああ、ごめんごめん。」 そう言うと転校生は慌てて手を離した。 気付いたら校門まで来ていた。 どうして手を掴む必要があったのだろう。 まあ、どうでもいいんだけど。 「ねえ、家はどこ?」 微笑みながら転校生は聞く。 「………○△町。」 「あ!僕と同じだね。 じゃあ家も近いのかも。よし帰ろう?」