隣の家の桐生くん。

……私は桐生くんを頼りたくない。それはずっと前からそうだった。





なのに、やっぱり最後は桐生くんに助けられてしまう。





なんでいつもそうなってしまうんだろう。むしろ頼ってばっかりでそのお礼ができてないかもしれない。





「……人に頼るのは、苦手だし……嫌い」





嫌がらせを受けるようになってから、私は人間関係を築こうとはして来なかった。




仲良かった友人もすぐに私を裏切ってしまう。それに気づいてから、まともに人とも会話していない。





だから、人に頼るのは苦手で……嫌いになった。